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理想と偽装の向こう側
第6章 予測不可能
「ありがとう!腹ペコだから嬉しいよ。香織んも一緒に飲むでしょ」
「…飲むと思ってるんでしょ」
小田切さんは、着替えに向かいながら少し振り返って、ニヤリと笑った。
多分、私が飲みたい気分なの分かってたクセに…。
その優しさが、くすぐったく感じる。
Tシャツとジーンズに着替えてきた小田切さんが、所定?の場所に座る。
ソファーはよもや、ただの背もたれになっている。
二人とも毎回カーペットの上に座る状態だが、凄い楽ちん。
とりあえずのビールをグラスに注ぐ。
「お疲れ様!」
「お疲れ様です!」
チンっ!
小気味良い音が、部屋に響いた。
「うん!美味いっ!」
異様に誉めてくれたのに驚き
「最大の調味料が効いてますから!」
「愛情?」
「空腹!」
重なった声に笑いが起きる。
「大丈夫だよ。香織ん作ったの本当に旨いよ!」
嘘ついてもしようがない、本当に誉めてくれてるんだろう…
ただ、私がひねくれてるのかな。
誉めらるたら、素直に喜べばいいんだよね。
「香織ん、今度の金曜日なんだけどさ…」
「はい…」
改めて、なんだろう?
「うどん作ろう!」
「うどん?!って、うどん?」
「そう!手打ちうどん!楽しいし美味しいよ~!」
「はぁ~、分かりました…。」
小田切プレゼンツ!
先が読めん!!
「…飲むと思ってるんでしょ」
小田切さんは、着替えに向かいながら少し振り返って、ニヤリと笑った。
多分、私が飲みたい気分なの分かってたクセに…。
その優しさが、くすぐったく感じる。
Tシャツとジーンズに着替えてきた小田切さんが、所定?の場所に座る。
ソファーはよもや、ただの背もたれになっている。
二人とも毎回カーペットの上に座る状態だが、凄い楽ちん。
とりあえずのビールをグラスに注ぐ。
「お疲れ様!」
「お疲れ様です!」
チンっ!
小気味良い音が、部屋に響いた。
「うん!美味いっ!」
異様に誉めてくれたのに驚き
「最大の調味料が効いてますから!」
「愛情?」
「空腹!」
重なった声に笑いが起きる。
「大丈夫だよ。香織ん作ったの本当に旨いよ!」
嘘ついてもしようがない、本当に誉めてくれてるんだろう…
ただ、私がひねくれてるのかな。
誉めらるたら、素直に喜べばいいんだよね。
「香織ん、今度の金曜日なんだけどさ…」
「はい…」
改めて、なんだろう?
「うどん作ろう!」
「うどん?!って、うどん?」
「そう!手打ちうどん!楽しいし美味しいよ~!」
「はぁ~、分かりました…。」
小田切プレゼンツ!
先が読めん!!