この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
理想と偽装の向こう側
第7章 利用と束縛
日曜日
朝から早めに車で、隣の県まで行くことになった。
そんな大きな遊園地ではなく、地元でも知る人ぞ知るみたいなところらしい。
「また、何で遊園地なんですか?」
「いや~、小さい頃に行ったきり、全然行けてないからさぁ。香織んなら絶叫系もイケるかと思って」
どやっ!て、顔で振り向かれた。
「…大丈夫ですけど…」
小田切さんの中の私って、いったいどんなキャラなんだろう。
二時間くらい走ると、目的地は見えてきた。
遠目から観覧車やアトラクションの数々が見えてくると、無意識にワクワクしてきた。
いくつになっても、夢を感じさせてくれるのかもしれない…。
「カシャッ!」
私は、遠距離から携帯で写真を撮った。
朝から早めに車で、隣の県まで行くことになった。
そんな大きな遊園地ではなく、地元でも知る人ぞ知るみたいなところらしい。
「また、何で遊園地なんですか?」
「いや~、小さい頃に行ったきり、全然行けてないからさぁ。香織んなら絶叫系もイケるかと思って」
どやっ!て、顔で振り向かれた。
「…大丈夫ですけど…」
小田切さんの中の私って、いったいどんなキャラなんだろう。
二時間くらい走ると、目的地は見えてきた。
遠目から観覧車やアトラクションの数々が見えてくると、無意識にワクワクしてきた。
いくつになっても、夢を感じさせてくれるのかもしれない…。
「カシャッ!」
私は、遠距離から携帯で写真を撮った。