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理想と偽装の向こう側
第8章 絶対服従
けど…私と小田切さんは、結ばれることはない。


『偽造』で成り立ってる『契約』


『キスもsexもしない…』


そう、断言されている。


小田切さんの唇が、私に触れることは、決してないんだ。 


それに元カノへの愛情も…消えることは無いだろう…。


咲き始めた想いは、無情にも摘み取られていく感覚…。


身体は嘉之に縛られながら、心は小田切さんを求めているのに…。


引き裂かれそうで…苦しかった…。


突如、涙が一気に溢れてきた。


「…ふっ…」


「香織…?」


嘉之に抱かれてる現実よりも、小田切さんに手が届かない未來が、リアルに心が裂けそうだった。


どうしよう…
どんどん、好きになっていくのが怖い…。


嘉之に突き上げられる度に、広がる絶望感…。


もう、イヤだ…
もう、ヤメて…


「はぁ…嘉…ゆ…き…」


「香織…?」


「も…っ、あっ…も…」


余りの苦しさに、何も考えてたくなくなった…。


「…もっと…めちゃくちゃに…して…」


私は、気持ちと裏腹なことを口にした。


嘉之は一瞬動きを止めたが、ニヤッと笑い更に激しく奥に入ってくる。


グッチュ!グッチュ!ヌチャ…


「あぁっ!!あっん!はっ…」


背中を仰け反らせながら、薄らぐ意識に身を任せてゆく。


「香織…俺だけ…見てろ…」


嘉之が何か言ったみたいだけど、既に何度もイカされ…



白濁の海に堕ちていった…。

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