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理想と偽装の向こう側
第9章 衝動と不安
部屋に着いて、雑用をするが携帯が気になってしょうがない…。


連絡先を知らないのも切なかったが、知ったら知ったらで悩みはあるもんだな…。


昨日の疲れもあって、早く寝ることにした。


いいや…二年間辛抱したんだし、来週には会える予定だし…
予定だけど。


ウトウトと眠りに、入るころだった。


「チャッチャララ~!」


メールだ!


…安岡さん、だった…。


ちょっと凹みがちにメールを開けた


『昨日は、二次会お疲れ様!あの後、大丈夫だった?嘉之も戻って来なかったし。無事なら何よりです!』


安岡さん!
凹んで、ごめんなさい!いい人だ!


『お疲れ様です。大丈夫でした。あの後、飲んでて嘉之さん三次会行けなくてすみませんでした』


直ぐ返信がきて


『大丈夫なら良かった!また、みんなで飲もうね!(^_^)/□☆□\(^_^)』


安岡さん!心の友だ!! 

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