この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
理想と偽装の向こう側
第13章 対決
「ハイビームだな…誰だよいきなり…」


嫌な予感がした…。


目が慣れて、現実を把握する…

その先にニュービートルが停まっていた。


「ガチャ…」


運転席のドアが、開く…。


「嘉之…」


「えっ?」


小田切さんは、私の言葉に反応して、ニュービートルから出て来た人物を直視する。


久々にスーツ姿の嘉之が、静かに近付いて来た。


「よう香織…そいつ誰?」


「っ…!!」


何で、このマンションを知ってるの?


「俺は…」


小田切さんが一歩足を出し私の前に少し出てくれ、名乗ろうとしたのを制止した。


「待って!…嘉之…何でここに居るの?」


「それ~こっちのセリフ…何で、ここに居るの?香織…てか、誰だよ…やっぱり男いんじゃん!」


「違う!そんなんじゃない!」


「じゃあ、説明してくんない?」


そう言って、嘉之は私の手首を掴もうとした。


「やっ!」


「止めろ!」


小田切さんが、嘉之を止めようとする。


「あんた…『小田切さん』だろ」


嘉之は、小田切さんを睨み付けた。


あぁ…
一番避けたかった事が、現実になってしまった…。

/1069ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ