この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
理想と偽装の向こう側
第14章 時限爆弾
「じゃあ…行って来ます!」


「あぁ…」


これからが、決戦だ!


◎ ◎ ◎ ◎

1日の仕事を何とかこなす。 
気持ちの乱れから、支障をきたすわけにはいかないが、正直しんどい。


その度に、左腕のブレスレットに触れて勇気をもらう。


樋口さんが、ブレスレットに気付いて


「珍しいね!なべちゃんがアクセサリー付けるの」


「あ~。嫌いじゃないんだよ!これは、気に入ったし。」


「そうだね~!可愛いね!」


「へへ…ありがとう~」


なんか嬉しくなった。


でも、現実は変わらない…。


「チャラチャラ~!」


嘉之からのメールだ。


『仕事の目処たつ時間教えて』


…まだ、午前中なんですけど…。


『分かった。15時に一旦メールするから』


っと、すると


『その前に昼にくれ』


こいつ~!!


『分かった』


送信…。


て、言うか…これ毎日かい?


「はぁ~…」


恐ろしく重いため息が出た。


「なべちゃん、どうしたの~?」


とっととイタリアへ、行ってくれ!!


…と、メールを送りたかった…。

/1069ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ