この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
理想と偽装の向こう側
第14章 時限爆弾
小田切さん!


「一緒に帰るよ。香織ん!」


「…何で…なんで、居るの…ここに…」


小田切さんは、いつもの笑顔で手を伸ばしてきた。 


「香織んを迎えに、来たからだよ~!」


「仕事は…忙しいでしょ…」


「あぁ~スケジュール調整なんて、何とかなるからね!それより優先順位ってものがあるじゃない!」


どや顔で、そう言って小田切さんは私の手を取った。


「ふぅ…」


泣きそうだよ…。


「早く帰ろう!」


「う、うん!」


その時


「チャラチャラ~!」


嘉之から電話が、来た!
どうしよう…このまま逃げたい…。


「香織ん…」


「ん…大丈夫…」


私は、恐る恐る電話の通話ボタンを押した。


『香織!もう停めて待ってんだけど、まだかよ!』


「あっ…今、降りたから…」


『早くしろよ!長くは停めておけないからさ』


何よ~ホントに暴君なんだから!


その瞬間、小田切さんが携帯を私の手から奪った。


「あっ!」


「もしも~し!よっしぃ~!俺だけど!」


『あんた…小田切っ!』


「は~い!小田っちで~す!」


小田切さんっ!!何を!

/1069ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ