この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
理想と偽装の向こう側
第15章 発動
◎ ◎ ◎ ◎
小田切さんが送ってくれて、かなり早めに会社に着いた。
「来るとき連絡入れるね。何かあったら、直ぐに連絡して」
凄い心配そうな、面持ちだ…。
「分かりました」
とは、答えたものの本当に何とかしないとな…。
そう思ってた矢先
「チャラチャラ~!」
メールが届いた。
…嘉之だ…。
「あっ…」
「何て書いてある?」
恐る恐るメールを開封すると…。
『しばらくイタリア準備で忙しいから、1ヶ月くらいバタバタする』
それだけだった。
「はっ!!」
拍子抜けだ…。
けど、小田切さんは用心深く
「本当かな?作戦じゃないの?」
「それも…なくはないかも。でも、確かにそろそろ準備に入らないといけない時期だし」
トランスさんに確認してみるのもな…。
「小田切さん…多分、大丈夫だよ」
「そうかな…」
「確かに何か企んでは、いるかもしれないけど、その分直ぐには動かないと思う。嫌な予測だけど…」
多分…次はイタリアに確実に連れて行こうとするだろう…。
それなら、かなり用意周到にしないといけないから、直ぐには動かないのかもしれない。
次に嘉之に会うときが、一番の正念場になる…。
小田切さんが送ってくれて、かなり早めに会社に着いた。
「来るとき連絡入れるね。何かあったら、直ぐに連絡して」
凄い心配そうな、面持ちだ…。
「分かりました」
とは、答えたものの本当に何とかしないとな…。
そう思ってた矢先
「チャラチャラ~!」
メールが届いた。
…嘉之だ…。
「あっ…」
「何て書いてある?」
恐る恐るメールを開封すると…。
『しばらくイタリア準備で忙しいから、1ヶ月くらいバタバタする』
それだけだった。
「はっ!!」
拍子抜けだ…。
けど、小田切さんは用心深く
「本当かな?作戦じゃないの?」
「それも…なくはないかも。でも、確かにそろそろ準備に入らないといけない時期だし」
トランスさんに確認してみるのもな…。
「小田切さん…多分、大丈夫だよ」
「そうかな…」
「確かに何か企んでは、いるかもしれないけど、その分直ぐには動かないと思う。嫌な予測だけど…」
多分…次はイタリアに確実に連れて行こうとするだろう…。
それなら、かなり用意周到にしないといけないから、直ぐには動かないのかもしれない。
次に嘉之に会うときが、一番の正念場になる…。