この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
理想と偽装の向こう側
第15章 発動
18時…終業のチャイムがなる。


「お疲れ様…」


「お疲れ~気を付けて帰ってね!」


急ぎ足で帰ろうとしたが行き先を変え、メールを打つ。


「チャラチャラ~!」


『いいよ』


送った相手から、返信が来た。
私は、その人の家に向かった。



◎ ◎ ◎ ◎

「いらっしゃい、急にどうしたの?」


黎子の顔を見た途端、私は涙が溢れてきた。


「黎子…どうしよう私…」


きっと、メールを送ってから察していたんだろう


「香織…とりあえず話を聞くから上がりなさい」


「う…うん」


黎子は夕飯の準備を途中にして、私を部屋のソファーに座らせた。


「コーヒーでいい?」 


コーヒー…。


「ごめん…水でいい…」


「水でいいの?」


黎子は綺麗なグラスに入れた水を持ってきてくれ、私に差し出しながら…


「で、何かあった?」


「来ない…」


「何が?」


「生理…」


「……嘉之よね?」


あぁ…情けない…。

/1069ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ