この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
理想と偽装の向こう側
第16章 懐古
無理だ…。


「すみません、俺には責任が重すぎますし滝島に恨まれるのはちょっと嫌です」


「あら、残念!」


「小田切~!!」


喜ぶ滝島に


「てか、早く決めてあげろよ!」


「考えてるよ!でもな、本当に悩むんだよぉ~!」


今からこんな親バカで、この先大丈夫だろうか? 


娘の反抗期の時になったら、泣いてる滝島を想像してしまう。


「ぷっ!」

「笑い事じゃないぞ!」

「笑い事よね~」

「ははははっ!」

「小田切っ!」


笑いが止まらなくなった。


家族っていいもんだな…
って、この瞬間思えてきた。


俺もこんな温かい家族を持てる日が、くるんだろうか…。


一瞬脳裏に、水越光花の笑顔が浮かんだ。

/1069ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ