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理想と偽装の向こう側
第16章 懐古
えっ…玉砕…?


「私も一目惚れしました!小田切さんっ!すっ…好きです!!」


へ…何が起きた?


一瞬、訳が分からなくなった。


「私こそ…軽々しいかなって…勇気持てなかったから、今日本当に嬉しくて…嬉しくて…」


彼女の瞳は、緊張からか潤んでいた。


何か…似た者同士だな…。


「ははは…は…」


「小田切さん?」


「やっばい!今まで生きてきて一番幸せかも!」


嬉しさで笑いが込み上げる。


「えっ!一番?」


キョトンとしている彼女が、愛しくて仕方ない。


「水越さん…」


「は、はい!」


緊張してる彼女に俺は


「抱き締めて…いいかな?」


「へ?抱き締めて…って…はい…お願いします…」


お願いしますって!


「クスっ…では、宜しくお願いします」


そう返事して、小さな彼女を包み込む。


俺の腕にスッポリ納まってしまう身体が、宝物の様で壊さないように大事に扱う。


「水越さん…可愛い…」


「ひゃ!」


彼女は胸の中で、小さく震えた。

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