この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
理想と偽装の向こう側
第17章 希望と絶望
一時間ほど経過して隣の部屋に戻ると、光花はスヤスヤと寝息をたてていた。
ベッドに入って起こしやしないかと思うのと、また理性が吹っ飛ぶかもと考えると、布団敷いて寝た方が無難かもと思ったが、光花は俺のスペースを空けておいてくれていた。
そんな気遣いに、心が温まる…。
「たく…天然娘は…」
気遣いも天然だけど、あっちも天然とは…。
『キスしていい…』
臆面なく言ってこられるようになったら、次は止められないよ…。
「光…花…」
人形の様な可愛い寝顔を眺めながら呼び掛ける。
「ふふ…にゅ…」
聞こえてるか聞こえてないのか、擬音で返された。
「たく…」
俺は微笑みを引き出されながら、光花の頬にキスをする。
「…志…信さ…ん…」
寝言で呼ばれて、少し驚きビクッとしたけど
「ずっと…一緒に居ようね」
俺は近い未来に必ず叶うと信じた言葉を…
光花の寝顔に囁いた…。
ベッドに入って起こしやしないかと思うのと、また理性が吹っ飛ぶかもと考えると、布団敷いて寝た方が無難かもと思ったが、光花は俺のスペースを空けておいてくれていた。
そんな気遣いに、心が温まる…。
「たく…天然娘は…」
気遣いも天然だけど、あっちも天然とは…。
『キスしていい…』
臆面なく言ってこられるようになったら、次は止められないよ…。
「光…花…」
人形の様な可愛い寝顔を眺めながら呼び掛ける。
「ふふ…にゅ…」
聞こえてるか聞こえてないのか、擬音で返された。
「たく…」
俺は微笑みを引き出されながら、光花の頬にキスをする。
「…志…信さ…ん…」
寝言で呼ばれて、少し驚きビクッとしたけど
「ずっと…一緒に居ようね」
俺は近い未来に必ず叶うと信じた言葉を…
光花の寝顔に囁いた…。