この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
理想と偽装の向こう側
第19章 罪悪感?
土曜日
「香織ん、今日どうしたい?」
昨日の残りのカレーを朝食に食べながら、小田切さんはいつもと変わらない様子で聞いてきた。
う~ん…ただの冗談だったのかな?
光花さんの話をしてから明らかに小田切さんは、以前の安定感と言うか冷静さは少しだけど薄れた気がする。
ちょっと突いたら、壊れてしまいそうな脆さを感じてしま時もあるような。
色々考えを巡らせつつ、今日どうするかか…あっ!
「また、遊園地行きたい!」
「え…」
小田切さんは、ちょっと驚いた様子だ。
「観覧車…もう一回乗りたいな!」
「香織ん…」
「ダメかな?」
また光花さんの事、思い出しちゃうかな…。
でも、こないだ溜めてた想いを吐き出したから、その上でもう一回観覧車に乗ったら、何かが変わってくるんじゃないかと思った…。
「いいよ…行こっか」
そう言って、小田切さんは小さく微笑み返してくれた。
「香織ん、今日どうしたい?」
昨日の残りのカレーを朝食に食べながら、小田切さんはいつもと変わらない様子で聞いてきた。
う~ん…ただの冗談だったのかな?
光花さんの話をしてから明らかに小田切さんは、以前の安定感と言うか冷静さは少しだけど薄れた気がする。
ちょっと突いたら、壊れてしまいそうな脆さを感じてしま時もあるような。
色々考えを巡らせつつ、今日どうするかか…あっ!
「また、遊園地行きたい!」
「え…」
小田切さんは、ちょっと驚いた様子だ。
「観覧車…もう一回乗りたいな!」
「香織ん…」
「ダメかな?」
また光花さんの事、思い出しちゃうかな…。
でも、こないだ溜めてた想いを吐き出したから、その上でもう一回観覧車に乗ったら、何かが変わってくるんじゃないかと思った…。
「いいよ…行こっか」
そう言って、小田切さんは小さく微笑み返してくれた。