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理想と偽装の向こう側
第19章 罪悪感?
急いでトイレに駆け込む。


安心した途端に、きたよ…生理。


「良かった~!」


一つ一つ前向きに、前進し始めた様な気がする。


「ふふっ!」 


嬉しくて笑いが、込み上げる。


「あっ!小田切さんに電話してみよっかな!」


今朝も、もの凄く心配してたし…


そのタイミングで携帯が鳴った。


「チャラチャラ~!」


もしかして、小田切さん!


「もっしもしぃ~!」


『…随分とご機嫌だな』


ゲッ!!嘉之だった!


「何でしょうか…」


『何、その言い方。まぁ~いいや。今、小田切さんと会ってるから』


えっ…。
小田切さんと嘉之が…会ってる?


「はぁ!?何でよ!小田切さん巻き込まないでよ!」


『俺たちに突っ込んで来たのは、アイツの方だろ。今後の事も子どもの事も話すから。じゃぁな!ガチャン!』


「嘉之っ!!」


あんにゃろぉ~!!


一難去って、また一難だ!

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