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理想と偽装の向こう側
第6章 予測不可能
どうしよう…
でも…なんか断りづらい…。
「はぁ…ここですかね」
結局、座ってしまう。
小田切さんの足の間にスッポリ収まった。
本当に流され易いな、私!
「明かり、暗めにしますか?」
「う~ん…明るくてもいいよ」
明るくてもいいんだ。
今までは、電気消して観てたのに…。
色んな疑問がありつつ、再生した。
「シリーズになっててちょっとグロいけど主演の女優さんが美人さんで、結構観ちゃうんですよ」
「へぇ~」
ん?反応薄い…
小田切さんの表情は、見えないしな。
左右を見ると、小田切さんの腕が膝に乗せられ、片腕はビールを持っている。
背中で存在を意識してしまう。
『ぎゃあぁぁぁ!』
『グシュ!』
恐怖心を煽る効果音。
ストーリーは、最初から激しい展開で、アクションやゾンビやらショッキングな映像が続く。
今のCGや映像技術は、本当に凄いと思う…
あり得ない世界なのに、臨場感さえ感じる。
ポッキーをかじりつつ、見いってしまう。
「ポスっ…」
ん?なんか音がしたし、肩に重みを感じる…。
映画の内容に釣られ一瞬のヒヤッとしてしまったが、今度は腕か伸びてきた…。
「っ!!」
明らかに小田切さんの腕だし、後ろから抱きしめられてる。
少し首を回したら、肩に小田切さんの頭が、俯せで乗っていた。
でも…なんか断りづらい…。
「はぁ…ここですかね」
結局、座ってしまう。
小田切さんの足の間にスッポリ収まった。
本当に流され易いな、私!
「明かり、暗めにしますか?」
「う~ん…明るくてもいいよ」
明るくてもいいんだ。
今までは、電気消して観てたのに…。
色んな疑問がありつつ、再生した。
「シリーズになっててちょっとグロいけど主演の女優さんが美人さんで、結構観ちゃうんですよ」
「へぇ~」
ん?反応薄い…
小田切さんの表情は、見えないしな。
左右を見ると、小田切さんの腕が膝に乗せられ、片腕はビールを持っている。
背中で存在を意識してしまう。
『ぎゃあぁぁぁ!』
『グシュ!』
恐怖心を煽る効果音。
ストーリーは、最初から激しい展開で、アクションやゾンビやらショッキングな映像が続く。
今のCGや映像技術は、本当に凄いと思う…
あり得ない世界なのに、臨場感さえ感じる。
ポッキーをかじりつつ、見いってしまう。
「ポスっ…」
ん?なんか音がしたし、肩に重みを感じる…。
映画の内容に釣られ一瞬のヒヤッとしてしまったが、今度は腕か伸びてきた…。
「っ!!」
明らかに小田切さんの腕だし、後ろから抱きしめられてる。
少し首を回したら、肩に小田切さんの頭が、俯せで乗っていた。