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理想と偽装の向こう側
第6章 予測不可能
月曜日


気持ち新たに、今週も頑張ろう!!


気合いを入れてパソコンに向かう。 


日曜日は、小田切さんが前日のことを気にする余りに、ビッフェランチに連れて行ってくれた。 


なんやかんやで、気晴らしをさせてくれてる気がする。


私ばかり癒されてないかな?


小田切さんの我が儘と言えば、私の口に食べ物を放り込む…と言うか、食べさせようとすることか…?


そう言えば、実家のペットがご飯食べてるところ眺めてると、和むよね…。


…自分で考えておきながら、ちょっとドツボ感に襲われた。


あ~!仕事!仕事っ!


「渡辺さん、今日ランチ一緒しない?」


そう声をかけてきたのは、井関さんだった。 


「はい!是非とも!」


井関さんに誘われたのが、凄い嬉しくて勢い良く答えてしまう。


「良かった。また、お昼にね」


励ましてもらった、お礼も言いたかったし。


よっしゃ~!!チャキチャキ片付けるぞぉ~!


数週間前を思い返せば、あんなに落ち込んでたのが、遠い過去に思えてくるよ。


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