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幼馴染
第4章 高校1年・二学期
ななみはななみで達也の逞しい体に
抱きしめられているような感覚に
安心感を覚えて、ずっとこうして
いたいと思う。
な「達也が好き!」
心の中で叫んだ。
幼馴染の気安さではない。
ハッキリとした恋心である。
終点に着き袋から出る二人。
な「楽しかったね~♪」
達「うん!」
な「次は観覧車~♪」
達「じゃ~、走って行こう」
そう言ってななみの手を取って
走り出す達也。
遅れずに付いて行く、ななみ。
傍から見ると、どう見ても
恋人同士の2人に見えた。