この作品は18歳未満閲覧禁止です
幼馴染
第1章 入学式
な「それだけじゃない、って?」
イタズラっぽい微笑。
達「なんて言ったらいいか~・・・。」
返答に困る達也。
達「あの時は何も考えずに手を
握ってたけど、今はできないし・・・。」
な「できないの? 普通にできるわよ」
そう言って自分の右手で達也の左手を
持ち上げ左手で握手をするように握る。
な「ほら。」
達「え!?」
いきなりの、ななみの行動に
面食らう達也。
思わず手を解いて引っ込めてしまう
が、華奢な女の子の手の感触に
ドキドキが高まる。