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異世界のイケメンに脱童貞させてくれとお願いされている
第3章 初めてのキス
あらわになった体は、圧巻だった。筋肉自慢をしてもいいレベル。背も高いし、肩も胸も盛り上がっているし、手足も長くてモデルみたい。日本人女性としては平均的な体のわたしが、急に小さく思えてくる。
そして股間のあれ。体格に応じたデカさです。巨根信奉なんぞ全くないわたしだが、好きな人はよだれを垂らすだろう。これだけ立派だったらAV業界でも引く手数多なんじゃないかな、よく知らんけど。
すでにそれは見事な弧を描いて反り返っている。期待に打ち震えて臨戦態勢というやつだ。
これがわたしの中に入るの?
えぐいわぁ。
「ベッド、座ろ?」
手をとって誘導すると、ユーグはぎくしゃくついてくる。真っ白なシーツのひんやりした感触。ユーグが腰かけると、ぎし、と音がする。
「さわって、も?」
ユーグの言葉にわたしは頷く。