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異世界のイケメンに脱童貞させてくれとお願いされている
第4章 初めての愛撫
ユーグの五本の指が爪先だけで軽く触れるようにして、わたしの尻を引っ掻いた。お尻なんて痴漢に触られた時は気持ち悪くて仕方なかったのに、ユーグ相手だとぞくぞくして頭が痺れる。
全身を撫で回されて、すでにわたしはぐったりしていた。足の付け根だけがジンジンと熱い。
「も、もういいから、触って……?」
ついに降参してしまう。ユーグの手を握って自分の太ももに押し当てる。さすがに濡れてるところには恥ずかしくて誘導できなかったけど、これでして欲しいことはわかってもらえるよね?
幸い、ユーグもちゃんと理解したらしい。
「もうよろしいのですか? 女性はたくさん撫でられて緊張がほぐれてからでないと、快感を得られないと聞いたのですが」
それで全身マッサージするレベルで撫でてくれたのか。確かに気持ち良かった。ユーグに吹き込んだのが誰だか知らないが、その内容は大正解だ。でもこれ以上は焦らされているようで辛い。
「いいの、もう十分ほぐれたから」
わたしは膝を開いた。女性器があらわになる。ユーグの視線がそこに吸い寄せられ、大きな喉仏が上下した。