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異世界のイケメンに脱童貞させてくれとお願いされている
第4章 初めての愛撫
 

 ふと、ユーグの股間が気になった。相変わらずのビキビキ具合だ。

「それ、辛くない?」

 ユーグは恥ずかしそうに少し腰を引いた。

「ですが、まだ女神様の体をほぐしておりませんし……同僚が、挿入前に中はたっぷり柔らかくしてからにしろと言っておりましたので」

 確かにまだ中には触れられてもいない。ユーグは更に前戯を続ける気でいたようだ。

 よく知らないけど、その同僚やるな。おかげで童貞の勢いで痛い目に遭わされずに済んだぞ。

 でも、男性器って固いままだと痛くなってくるんじゃなかったっけ。わたしを痛くさせないために、自分は痛いのを我慢しているのか。ユーグって健気すぎる。

 急にユーグの体も宥めたくなってきた。イッたばかりのわたしの体を冷ますのにも丁度いい。

「今度はわたしがしてあげるよ」

 にーっこり笑って言うと、ユーグの喉がぴくりと震えた。

 
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