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異世界のイケメンに脱童貞させてくれとお願いされている
第5章 初めてのフェラ
 

「大丈夫だよ、こうなるようにしたの、わたしなんだから。これでちょっとは楽になったかな?」

 ユーグの屹立はまだ反り返っていた。でも心なしか穏やかに見えるのは気のせいだろうか。

「あ、ありがとうございます。聞いてはいましたが、フェラチオとはこんなに素晴らしいものだったんですね」

 ユーグの中で新しい扉が開いたらしい。お気に召していただけたようで何よりだ。わたしのテクニックがどうというよりは、ユーグ自身が長時間我慢してたせいですぐ出ちゃったんじゃないかと思うけど。

「今度は自分にやらせてください!」

 ユーグはやる気に満ち溢れている。わたしはまたころんとベッドに転がされた。ユーグも女神様への遠慮がなくなってきたな。

 わたしの足が割り開かれる。ユーグの指がずぶりと中まで入ってきた。まだ濡れているとはいえ、少し放置されていたところにいきなり入れられるのは痛い。

「もっと優しく……」

「す、すみません! 調子に乗りました!」

 ユーグが真っ青になって指を引き抜こうとする。

「大丈夫、そのままゆっくり動かしてくれればいいから」

 ちょっとぐらいこういう勇み足もあった方が童貞ぽくて可愛いというものだ。

 
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