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ペットの躾けはお姉様の義務っ!!
第2章 飼い慣らし
有無を言わさぬ高圧的な命令に血の気の多い岡田は怒りに震えた。

すぐさま第二理科室に向かい、荒々しくドアを開けた。

「あら? 逃げなかったのね?」

理科室の机で何やら書き物をしていた由香里は早い岡田の到着に驚いたように笑った。

「いい加減にしろっ!! 昨日の写真、消せよっ!!」

昨日散々合気道の不思議な技に翻弄された岡田は用心しながら由香里ににじり寄る。

「とか言って昨日の続きをしてもらえるって期待して来たんじゃないの?」

書いていたものを整理しながら由香里は笑った。

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