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ねぇ、しよっ!
第6章 千尋の交錯
この勢いを借りて、一気にやらなければ、また躊躇してしまいそうだった。

途中、誰かと会話を交わすことすら避けて、あたしは「ブルー」を目指した。


神様は、あたしに味方をしてくれた?そんな気がした。


「オープン」の札を出そうと店の前にマスターは居た。


『あの…マスター…』
精一杯だった。

『ずいぶん久しぶりだな、4〜5ヵ月振りか?』

『あ、あの…』

『入れよ。』
マスターが、「クローズ」にしたことにあたしは、気付いてはいなかった。


あたしはここで、笑い、喋り、明るさ全開で働いていたんだなあ……

セックスの恐さを知って、落ち込んで、泣いて、過呼吸を起こして、マスターが介抱してくれて……

ここには、あたしの今までがいっぱい詰まってる、そんな場所。



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