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第9章 愛と悦楽

『さあ、コテージに戻ろう！』

『うんっ！』

圭一は、今日、千尋を貫く！と決めた。もちろん、千尋の気持ち最優先だが、気持ちをこっちに向けさせてあげさえ出来れば、千尋は暗い闇から抜け出せる。

『誰でもない、俺がしなければ…』

『ん？何？』

『いや。暑いなあ。シャワー浴びよう！早く帰るぞ（笑）』


……………………………


『圭ちゃん！先にシャワーどーぞっ。』

『いいから、ちい、行っといで。フレッシュジュース作っとくよ。』

『やったぁ！じゃあ、行ってきまーす！』


あとひと山越えたら、すくなくとも、俺の前では元通りのちいだな。
頑張ろうな、千尋。