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第12章 結婚

｢ゴ〜ン…ゴ〜ン…｣

『鳴りはじめたな。ちい、出して。』

『うん、任して。』

トレイにお椀を次々に並べる。マスターが蕎麦を、千尋がつゆを注いでいく。マスターがナルトと三ツ葉を乗せる。


『みなさ〜ん、年越蕎麦でーす。熱いうちに食べてー。』

２枚目のトレイのお椀とつゆの係りは雄二。

連携プレイで、５分後には全員に蕎麦が配られた。

『来年も素晴らしい一年になりますように。今年一年もお世話になりました。来年もよろしくお願いします！』

『いただきま〜す！』

食べながら、マスターと千尋は忙しい。

ものの数分後には、お椀を撤収。次は雑煮だ。