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女子大生 成宮恵理
第17章 濡れちゃう


「……ン……チュパ……はァ……」


恵理の体温がしっかりと上がったところで、悠一郎の指が口から抜かれる。

そして恵理の唾液で濡れた悠一郎の手は、口を離れてゆっくりと下腹部へ向かって移動していく。

その時も悠一郎はわざと恵理にも分かるように、指で肌をなぞるようにしていた。

口元から始まって顎、喉、胸の谷間、お腹の中心をそーっと。

ゾクゾクとした快感が走って、恵理の背中が少し反る。

悠一郎の手が少しずつ、しかし確実にあの場所へと向かっていると分かると、途轍もなく恥ずかしくなってくる。

それは、もうすでにその場所がどんな状態になっているのか、恵理自身が分かっていたからだ。

陰部に感じる、確かな湿り気。

そしてついに悠一郎の手が恵理のその下着の中に忍び込むようにして入っていく。


「ぁ……だめっ……」


顔を真っ赤にして思わずそう口にしてしまう恵理。

しかし悠一郎の手はそれを聞いても止まってはくれなかった。

指が恵理のアンダーヘアに触れ、そのさらに先へ。


クチュゥ……


「……ぁぁ……」


悠一郎の長い中指が、恵理の割れ目に沿うようして当てられた。

そして、それと同時に指は陰部の湿り気を感じ取っていた。


「恵理、すげぇ濡れてる。」


「……イヤァ……」


悠一郎に指摘されて、消え入りそうな声を漏らす恵理。


「うわぁこれ、パンツまでグッショリだな。」


悠一郎は悪戯っぽい笑みを浮かべながら、恵理の羞恥心を刺激するような言葉を浴びせる。

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