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女子大生 成宮恵理
第4章 失恋
分からない。

どうして心から2人を祝福できないのかが、自分でも分からない。

隣から聞えてくる、男と女の声、息遣い。

いや、特に恵理の耳に届いていたのは男の方の声、悠一郎の声だった。

そう、恵理は初めて聞く悠一郎の男の声にショックを受けていたのだ。

そしてそこで恵理は気付いてしまったのだ。

2人が付き合っていると聞いて、どうしてあんなにも動揺してしまったのかを。

その悠一郎の声を聞いて、どうしてこんなにも胸が苦しくなるのかを。


奈々の言葉を思い出す。


『好きだった事に気付いたって感じかなぁ。』


苦しかった胸が、一気に熱くなった。

そうか、好きだったんだ、私も。
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