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あなたとふたり
第10章 『友達』なんかじゃないだろ
直ぐに優ちゃんに電話をかける。
「あっ!優ちゃん!私
受かってた!
優ちゃんは!?」
「受かってた」
他の合格者の歓声などで
声は上手く聞こえない。
「そっちも騒がしいね。
今日はみんなでお祝いだね!」
すると…
……プープープープー…
「あれ?優ちゃん?
切れちゃった…
もうー!」
もう一度コールをしようとすると
私の頭に
温かい手が乗せられた。
「おめでとう。遥香。」
「えっ?」
「優ちゃん…なんで。」
優ちゃんの手には
合格者がもらえる書類の入った封筒。
「俺もここ。」
「え…えぇぇー!?
なっ…
なんで!?」
ありえない!
ありえない!
「…なんだよ。
康太と一緒は良くて
俺とはだめなのかよ。」
「優ちゃん、違う大学っていってたじゃない。」
「気が変わった…」
「…優ちゃんは、嘘が下手くそだね」
「うるせ…」
優ちゃんは私の頭をクシャクシャにした。
何となく照れてるのがわかった。
「あっ!優ちゃん!私
受かってた!
優ちゃんは!?」
「受かってた」
他の合格者の歓声などで
声は上手く聞こえない。
「そっちも騒がしいね。
今日はみんなでお祝いだね!」
すると…
……プープープープー…
「あれ?優ちゃん?
切れちゃった…
もうー!」
もう一度コールをしようとすると
私の頭に
温かい手が乗せられた。
「おめでとう。遥香。」
「えっ?」
「優ちゃん…なんで。」
優ちゃんの手には
合格者がもらえる書類の入った封筒。
「俺もここ。」
「え…えぇぇー!?
なっ…
なんで!?」
ありえない!
ありえない!
「…なんだよ。
康太と一緒は良くて
俺とはだめなのかよ。」
「優ちゃん、違う大学っていってたじゃない。」
「気が変わった…」
「…優ちゃんは、嘘が下手くそだね」
「うるせ…」
優ちゃんは私の頭をクシャクシャにした。
何となく照れてるのがわかった。