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あなたとふたり
第12章 確認しないと不安

「………優ちゃん。
私のこと…好き?」
ボソッと呟いた言葉は
しっかりと優ちゃんの耳に届いていた。
「アホか。」
「……あっそ。」
二人とも沈黙する。
「そういうお前は?」
ニヤッと優ちゃんが笑う。
「………まっ。
言わなくてもわかるよ。
お前は康太に夢中だろ。」
!!!!!
「ちがっ!」
『違う』そう言いたかったが
私は自分の口を手で覆った。
「………優ちゃん、本気でそう思う?」
「………正直…
前の遥香とは違う。
康太ばかり見ていたお前だったけど…
少し変わった…と思う。」
「………うん。」
どうして私たちは
後一歩が踏み出せないんだろう。
私のこと…好き?」
ボソッと呟いた言葉は
しっかりと優ちゃんの耳に届いていた。
「アホか。」
「……あっそ。」
二人とも沈黙する。
「そういうお前は?」
ニヤッと優ちゃんが笑う。
「………まっ。
言わなくてもわかるよ。
お前は康太に夢中だろ。」
!!!!!
「ちがっ!」
『違う』そう言いたかったが
私は自分の口を手で覆った。
「………優ちゃん、本気でそう思う?」
「………正直…
前の遥香とは違う。
康太ばかり見ていたお前だったけど…
少し変わった…と思う。」
「………うん。」
どうして私たちは
後一歩が踏み出せないんだろう。

