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あなたとふたり
第13章 守りたいのに守れない
なのに…
「…太っ!……康太!」
心配そう俺を見上げる遥香。
「ボーっとして大丈夫?」
そこには
あの5歳の遥香ではなく
大人の女性になった遥香。
「入学式始まるよ?行こう?」
先を歩く遥香の後ろ姿を見つめていた。
本当なら今すぐにお前を抱きしめたい。
ふっと手を伸ばした。
今なら遥香に
近づくことが出来る…
その伸ばした手を
掴まれた。
「はい。ストーップ…。」
「何だよ。邪魔しないでくれる?
優。」
「なら、人のものに触ろうとしないでくれる?」
「お前のもの?いつからだよ。
聞いてないね」
遥香がこっちを見て
オロオロとしている。
真新しいスーツに身を包んだ
男2人は目立つのか
周りの視線が痛かった
「…太っ!……康太!」
心配そう俺を見上げる遥香。
「ボーっとして大丈夫?」
そこには
あの5歳の遥香ではなく
大人の女性になった遥香。
「入学式始まるよ?行こう?」
先を歩く遥香の後ろ姿を見つめていた。
本当なら今すぐにお前を抱きしめたい。
ふっと手を伸ばした。
今なら遥香に
近づくことが出来る…
その伸ばした手を
掴まれた。
「はい。ストーップ…。」
「何だよ。邪魔しないでくれる?
優。」
「なら、人のものに触ろうとしないでくれる?」
「お前のもの?いつからだよ。
聞いてないね」
遥香がこっちを見て
オロオロとしている。
真新しいスーツに身を包んだ
男2人は目立つのか
周りの視線が痛かった