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あなたとふたり
第2章 少しの希望と少しの発展
次の日。
案の定、私は玲奈に捕まった。
「ちょっとー!昨日のなんだったのよ!」
「わかんない…」
「わかんないって。あんた、優に何もされなかった?!」
「されないよっー!優ちゃんだよ?」
「あんた…馬鹿?優だって男よ。」
男…ねぇ。
ふと昨日の暖かい手の温もりを思い出す。
「ねぇ!遥香聞いてるの!?」
「あっ。うん!
あっあのね、優ちゃん嘘ついてたの。」
「それを…その謝りたかったみたいで…」
「知ってるわよ。あんなわかりやすい嘘!」
え?玲奈も気付いてたんだ…。
あまり前か…。
「まぁ。優にしたら好都合かもね…。」
ボソッと玲奈が呟いた。
「ん?」
聞きそびれてもう一度聞くも玲奈は
笑ってごまかしていた。
「でも…優が連れ出してくれて良かったわよ。」
ーーーー?
「康太、いたのよ。」
ーーーーえっ?
「彼女と。」
チクっと胸に痛みが走った。
その痛みは段々と広がって
ドクンっドクンっと激しく波打つ。
「優は知ってたのよ。」
「は、ははっ。なんだ…そっそうだったんだぁ…」
あれ⁇
なんで私、泣いてるんだろ…?
案の定、私は玲奈に捕まった。
「ちょっとー!昨日のなんだったのよ!」
「わかんない…」
「わかんないって。あんた、優に何もされなかった?!」
「されないよっー!優ちゃんだよ?」
「あんた…馬鹿?優だって男よ。」
男…ねぇ。
ふと昨日の暖かい手の温もりを思い出す。
「ねぇ!遥香聞いてるの!?」
「あっ。うん!
あっあのね、優ちゃん嘘ついてたの。」
「それを…その謝りたかったみたいで…」
「知ってるわよ。あんなわかりやすい嘘!」
え?玲奈も気付いてたんだ…。
あまり前か…。
「まぁ。優にしたら好都合かもね…。」
ボソッと玲奈が呟いた。
「ん?」
聞きそびれてもう一度聞くも玲奈は
笑ってごまかしていた。
「でも…優が連れ出してくれて良かったわよ。」
ーーーー?
「康太、いたのよ。」
ーーーーえっ?
「彼女と。」
チクっと胸に痛みが走った。
その痛みは段々と広がって
ドクンっドクンっと激しく波打つ。
「優は知ってたのよ。」
「は、ははっ。なんだ…そっそうだったんだぁ…」
あれ⁇
なんで私、泣いてるんだろ…?