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あなたとふたり
第2章 少しの希望と少しの発展
「遥香…」
違うんだと思いたい。
これは康太への恋心ではなく…
優ちゃんの優しさへの嬉し涙だと。
きっと鉢合わせしていたら私は
その場で泣いていたかもしれない。
「優っ…ちゃん」
「優、嘘下手だからね。馬鹿だよあいつも。」
私はその後は玲奈の言葉にうんうんと
頷くので精一杯だった。
午前中の授業も終わり
玲奈と学食に昼食を取りに行くことにした。
「少しは落ち着いた?」
と私を気にかけてくれる玲奈。
うん。と少し赤く腫れた目で頷く。
「あれ?玲奈たちもきたの?珍しいね。」
そう、頭上で声がした。
見なくてもわかる。
康太だ。
違うんだと思いたい。
これは康太への恋心ではなく…
優ちゃんの優しさへの嬉し涙だと。
きっと鉢合わせしていたら私は
その場で泣いていたかもしれない。
「優っ…ちゃん」
「優、嘘下手だからね。馬鹿だよあいつも。」
私はその後は玲奈の言葉にうんうんと
頷くので精一杯だった。
午前中の授業も終わり
玲奈と学食に昼食を取りに行くことにした。
「少しは落ち着いた?」
と私を気にかけてくれる玲奈。
うん。と少し赤く腫れた目で頷く。
「あれ?玲奈たちもきたの?珍しいね。」
そう、頭上で声がした。
見なくてもわかる。
康太だ。