この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
あなたとふたり
第15章 心は空っぽ


二人並んで、私たちは帰っていた。


私はまだ実家から通っているが
優ちゃんはこれを機に一人暮らしを始めた。



「…本当に俺んちこないわけ?」

「うん。」

「…なんで?」

「怖いから」

「…何もしねぇーよ。」

「…嘘。」


「………嘘って…おい。」


「焦らなくても私、これからずっと
優ちゃんのものだよ?」



「………おい。煽るなよ。」


へへっと笑うと優ちゃんは諦めたのか
私を家まで送ってくれた。


家の前で軽いキスをして

「また明日」と帰っていった。


後ろ姿が見えなくなるまで
私は優ちゃんの背中を見つめていた。


/376ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ