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あなたとふたり
第16章 信じるものは自分の心
「優ちゃん!
玲奈が大変なの!
駅前のカラオケボックスに今から来て!」
電話すると優ちゃんはすぐに来てくれた。
「おいっ。玲奈は…っ。
何でお前がいるんだよ。」
「話は後。玲奈が優先」
二人はためらうことなく
カラオケボックスへと入っていった。
一番奥のVIPルームから
何人かの男が出てきた。
「今日の子は可愛かったなぁー!
1人、処女だったみたいだけど〜」
それが聞こえた優ちゃんは一目散に
そのVIPルームへと入っていった。
中には四人ほどの女の子が
ソファにぐったりと倒れていた。
みんな、下着は脱いで
中には全裸の女の子もいた。
1人ソファで泣いている子…。
優はその子に駆け寄り
肩を叩く。
ビクッと顔を上げたその子は…
玲奈ではなかった…。
下半身から行為の無残さを伝える
血液が流れていた。
優ちゃんの顔を見るなりその子は
カタカタと震え出していた。
「…何も見るな。」
優ちゃんは自分の来ていたパーカーを
その女の子の頭に被せ
優しく包み込んでいた。
玲奈が大変なの!
駅前のカラオケボックスに今から来て!」
電話すると優ちゃんはすぐに来てくれた。
「おいっ。玲奈は…っ。
何でお前がいるんだよ。」
「話は後。玲奈が優先」
二人はためらうことなく
カラオケボックスへと入っていった。
一番奥のVIPルームから
何人かの男が出てきた。
「今日の子は可愛かったなぁー!
1人、処女だったみたいだけど〜」
それが聞こえた優ちゃんは一目散に
そのVIPルームへと入っていった。
中には四人ほどの女の子が
ソファにぐったりと倒れていた。
みんな、下着は脱いで
中には全裸の女の子もいた。
1人ソファで泣いている子…。
優はその子に駆け寄り
肩を叩く。
ビクッと顔を上げたその子は…
玲奈ではなかった…。
下半身から行為の無残さを伝える
血液が流れていた。
優ちゃんの顔を見るなりその子は
カタカタと震え出していた。
「…何も見るな。」
優ちゃんは自分の来ていたパーカーを
その女の子の頭に被せ
優しく包み込んでいた。