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第20章 このまま永遠に。

それから…あっという間に…


1年がたった。





私は未だに優ちゃんが好きで
何も変わっていない。




「康太〜…もう一年だよ〜…

まだ、私、優ちゃん待たなきゃ駄目？」




大学の近くのカフェで康太と私は
そんな話をしていた。



「待ちたくないなら俺の彼女になることだな〜」



「やだ」



「アホ」



「ハハっ。バーカ」




最近になってやっと
康太とこうやって優ちゃんの話ができるようになった。




康太はこの一年、
片時も離れてはくれなかった。



そして、何もしてこなかった。



そして…玲奈。