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第20章 このまま永遠に。

人混みの中、

すぐに消えてしまったあの人影は…


間違いなく優ちゃんだった。





「遥香！追いかけろよ！」





「えっ…あっ…


足が動かない…」



「ーーッバカ！」




康太は急いでカフェの外に行き
走って行った。





優ちゃんーーー…。



優ちゃん…！









それから康太が戻ってきたのは
1時間後だった。




息を切らし肩を揺らして帰ってきた康太は


首を横に振った。