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あなたとふたり
第22章 偶然と必然
ーーーーーっ!!!





「久しぶりだな。」


優ちゃんは平然と笑っているけど
康太はそれどころじゃないはずだ…。



『お前っ!今どこだよ!

遥香に、何もすんなよ?!』




「ハハハっ…康太。

昔、お前に同じようなこと言ったな…」



『うるせーよ!どこだよ!』




「二人きりになれるところに
決まってんじゃん。康太君」



『おい。遥香に変われ』




「やだよ。





取られたくなかったら迎えに来ることだな。


今は遥香の王子様。」





『お前っー。』
「何もしないよ…。」



康太の怒りを収めるかのように
優ちゃんは声を遮った。




「何もしない。

約束する。

でも…


三年もの時間無駄に過ごした。



康太…今日だけは

遥香の1日を俺にくれよ…」



目の前の優ちゃんは弱々しく
触れてしまえば壊れてしまいそうだった。



受話器の向こうの康太は

そのまま電話を切ってしまった。
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