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あなたとふたり
第24章 内緒の予約
もう康太とは…
出来ないかもしれない
そんな事を言ったらこの人は多分
とても、心配するのだろう…
何時まで優ちゃんとの時間は
過ごせるのだろうか…
クリスマスの今日は…
康太と過ごさなければいけないのか。
「優…ちゃん。」
私が小さく呟き
そっと胸へと頭を預けると
優ちゃんはその頭をポンポンっと撫でる。
「どうした?」
「……私…私ね…
優ちゃんが好きなの…
ずっと忘れたことなんてないよ…
こうやって、優ちゃんに抱かれたかった。
本当はっ…
初め…ては…っっ。
優ちゃんがっっー」
その言葉を遮り
優ちゃんは深い深いキスをする。
「ふっ…はぁ…」
舌で歯列をなぞり
私の舌を簡単に絡め取る。
「ふっっ…ん。優ちゃん…」
「お前、康太に抱かれた時は…
幸せだったろ?
後悔するな…」