この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
あなたとふたり
第24章 内緒の予約
「俺がいてやれなかった過去を…
後悔しないでくれ。」
苦しそうに笑う優ちゃんに私は
触れるだけのキスをした。
そうだ…確かに…
康太に抱かれた時は幸せだった。
康太に愛されて…
初めてをあげたこと後悔なんて…
しなかった。
優ちゃんが、私の左腕を掴み
その手を優ちゃんは自分の頬へと持っていった。
「あっ……優ちゃんっっ…
優…ちゃ…!」
視界が涙で歪む。
綺麗な優ちゃんの顔が滲んで
見えなくなってしまう…。
その涙を
すくってくれるけど…
ドンドン溢れる涙は
視界を綺麗にはさせてくれない。
「遥香…
愛してる。」
私の左の薬指には
小さなダイヤが一つついた指輪が
輝いていた。
後悔しないでくれ。」
苦しそうに笑う優ちゃんに私は
触れるだけのキスをした。
そうだ…確かに…
康太に抱かれた時は幸せだった。
康太に愛されて…
初めてをあげたこと後悔なんて…
しなかった。
優ちゃんが、私の左腕を掴み
その手を優ちゃんは自分の頬へと持っていった。
「あっ……優ちゃんっっ…
優…ちゃ…!」
視界が涙で歪む。
綺麗な優ちゃんの顔が滲んで
見えなくなってしまう…。
その涙を
すくってくれるけど…
ドンドン溢れる涙は
視界を綺麗にはさせてくれない。
「遥香…
愛してる。」
私の左の薬指には
小さなダイヤが一つついた指輪が
輝いていた。