この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
あなたとふたり
第27章 月日が経っても変わらない
その言葉通り私は残業をして
もう20時を回っていた。
隣の部所も誰か残っているようで
まだ明かりがついていた。
「ふぅー…。帰ろうかな…」
パソコンの電源を落とし
身支度をして、会社を後にした。
やはり隣の部所を見るが…
誰もいなかった。
エレベーターに乗り込み
エントランスを抜ける。
普段と変わらない1日が終わるはるはずだった…。
「お忘れ物ですよ。お嬢さん。」
後ろから声をかけられ
振り向いた。
その瞬間…
すべての時間が止まった。
「…あなたは…」
優しく手を出しそこには私のものである携帯電話。
「迎えに来たよ。
遥香」
「…優ちゃん…」
もう20時を回っていた。
隣の部所も誰か残っているようで
まだ明かりがついていた。
「ふぅー…。帰ろうかな…」
パソコンの電源を落とし
身支度をして、会社を後にした。
やはり隣の部所を見るが…
誰もいなかった。
エレベーターに乗り込み
エントランスを抜ける。
普段と変わらない1日が終わるはるはずだった…。
「お忘れ物ですよ。お嬢さん。」
後ろから声をかけられ
振り向いた。
その瞬間…
すべての時間が止まった。
「…あなたは…」
優しく手を出しそこには私のものである携帯電話。
「迎えに来たよ。
遥香」
「…優ちゃん…」