この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
あなたとふたり
第29章 あの時のペアリング
「えぇー!あのイケメン!
高校の同級生なの!?」
香織は大声で叫んでいる。
「うん。ここ、5年くらい会ってなかったから
私も驚いちゃった。」
「で、遥香の何?」
「…………さぁ」
「さぁじゃないわよ!あんたバチが当たるわ!
あんなイケメン2人そばに置いとけるなんて!」
香織のペースはいつもより早い。
「今日のあの赤い卑猥な紙袋は
もしかして勝負下着!?」
私は堪らずビールを吹き出した。
香織はいつも鋭いところをついてくる。
「あぁ〜いいなぁ。
あんな男に私も抱かれたい!!」
「ちょっと!変な言い方しないで!
抱かれてなんていないわよ!」
「本当…?」
「本当よ…ただの友達よ。」
ふーんっと鼻を鳴らして
ビールをぐっぐっと飲み干す。
もう、時刻は22時。
…優ちゃん待ってるかな…
携帯電話へ視線を落とすも
なんの連絡もなかった。
高校の同級生なの!?」
香織は大声で叫んでいる。
「うん。ここ、5年くらい会ってなかったから
私も驚いちゃった。」
「で、遥香の何?」
「…………さぁ」
「さぁじゃないわよ!あんたバチが当たるわ!
あんなイケメン2人そばに置いとけるなんて!」
香織のペースはいつもより早い。
「今日のあの赤い卑猥な紙袋は
もしかして勝負下着!?」
私は堪らずビールを吹き出した。
香織はいつも鋭いところをついてくる。
「あぁ〜いいなぁ。
あんな男に私も抱かれたい!!」
「ちょっと!変な言い方しないで!
抱かれてなんていないわよ!」
「本当…?」
「本当よ…ただの友達よ。」
ふーんっと鼻を鳴らして
ビールをぐっぐっと飲み干す。
もう、時刻は22時。
…優ちゃん待ってるかな…
携帯電話へ視線を落とすも
なんの連絡もなかった。