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あなたとふたり
第5章 あなたの隣
「半年後にはみんなバラバラだな。」
「もう〜寂しいこと言わないでよ〜!」
康太と玲奈が話している。
ーーーバラバラ…。
胸の奥がキュンっと寂しくなった。
………………………………………………………
その日の放課後。
「遥香〜!帰るよ〜!」
「あっ。…うん。」
ここ最近は優ちゃんとばかり
返っていたから今日は玲奈と約束した。
ふと優ちゃんの机に目をやるが…
もう優ちゃんはいなかった。
あの真剣な目を見なくて済むのは
少しだけ安心する。
教室を玲奈と2人で出ようとした時だった。
ちょっと優ちゃんが帰ってきて
私達とすれ違った…。
「おい。玲奈。」
優ちゃんは私ではなく玲奈を呼んだ。
「はぁー?」
玲奈は不機嫌そうに振り向く。
「ふたりで帰んの?」
ーーーーー?
何で玲奈に聞いたの?
「そうだよー。」
「たまにはお供させろ。」
「はぁ?まぁ良いけど…遥香いいよね?」
「うん。大丈夫だよっ!」
3人は私を間に挟み仲良く歩き出す。
明日から九月だと言うことを感じさせないくらい
また外の空気は蒸し暑かった。
「もう〜寂しいこと言わないでよ〜!」
康太と玲奈が話している。
ーーーバラバラ…。
胸の奥がキュンっと寂しくなった。
………………………………………………………
その日の放課後。
「遥香〜!帰るよ〜!」
「あっ。…うん。」
ここ最近は優ちゃんとばかり
返っていたから今日は玲奈と約束した。
ふと優ちゃんの机に目をやるが…
もう優ちゃんはいなかった。
あの真剣な目を見なくて済むのは
少しだけ安心する。
教室を玲奈と2人で出ようとした時だった。
ちょっと優ちゃんが帰ってきて
私達とすれ違った…。
「おい。玲奈。」
優ちゃんは私ではなく玲奈を呼んだ。
「はぁー?」
玲奈は不機嫌そうに振り向く。
「ふたりで帰んの?」
ーーーーー?
何で玲奈に聞いたの?
「そうだよー。」
「たまにはお供させろ。」
「はぁ?まぁ良いけど…遥香いいよね?」
「うん。大丈夫だよっ!」
3人は私を間に挟み仲良く歩き出す。
明日から九月だと言うことを感じさせないくらい
また外の空気は蒸し暑かった。