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あなたとふたり
第5章 あなたの隣
「優ちゃんのキス…

気持ち良いでしょ?」


ーーーーー!!!



この子まさか…?


「早くくっ付いてよ。

康太君は渡さないから。

幼馴染み、幼馴染みって康太君は

うるさいけど…。

幼馴染みって言葉で美化されるほど

男と女の友情なんてないでしょ?」


「…………………………」


「康太君のこと好きなくせに。
幼馴染みを利用していつまでも
引っ付いて来ないでよ!」



そう言い終わると、後ろに康太を見つけたのか
コロッと表情を変える優梨ちゃん。

「待たせたな。帰ろうか。


遥香。一緒に帰る?」



康太の横で睨む優梨ちゃんをみて
私は笑って首を横に振った。


私は1人…
2人の背中を見つめていた。



「なんなのよ…。
皆、幼馴染み、幼馴染みって。
それのどこが悪いのよ。」



私は1人、家とは正反対の道を歩いていた。


少し行ったところに河川敷がある。
この河川敷は優ちゃんと初めて出会った場所だった。


あの日もこうやって、私は1人だった。


ふとそんな事を思っていると、
河川敷の芝生の上に座っている人が目についた。


明るい茶髪がキラキラ光り
シルバーのピアスも同じくらい
存在を主張していた。


「優ちゃん…。」

私はそっと近づいた。
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