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あなたとふたり
第7章 優しい手と優しい唇
「遥香。」
「何?」
私は康太の方を見た。
「キス…
してただろ。
優と。」
また私の心臓はうるさく鳴る。
「………うん。
昔のことだよ。」
「まだ、1ヶ月だよ。
優には男の魅力感じないのに
どうして?」
ーーーどうしてかな?
「………んー。
友達だから?」
「はっ?」
康太の顔が驚きに満ちている。
当たり前だけど…
友達だからキスをするなんて
こんな日本じゃあり得ない。
「わっ私っ!帰国子女なのっ!」
「五歳から知ってるんだけど。
日本語しか喋れないじゃん」
「……………………」
「なら俺ともできるわけ?」
「はぃっ!?」
あまりの驚きに声が裏返ってしまった。
そんな私に康太は
手を引き、顔を近付けてくる。
「逃げないの?
本気でするよ?」
金縛りにあったように動けない。
段々近づいて来る康太の顔に
堪らず私は目をつぶった。
わぁーーーー!!
チュッ…
あれ?
音だけ?
康太は私のおでこに
軽く触れただけだった。
「遥香。無防備すぎる。
次、そんなんだったら
本当にするよ。」
太陽のような笑顔で康太は笑った。
私の顔は多分…
真っ赤だったと思う。
「何?」
私は康太の方を見た。
「キス…
してただろ。
優と。」
また私の心臓はうるさく鳴る。
「………うん。
昔のことだよ。」
「まだ、1ヶ月だよ。
優には男の魅力感じないのに
どうして?」
ーーーどうしてかな?
「………んー。
友達だから?」
「はっ?」
康太の顔が驚きに満ちている。
当たり前だけど…
友達だからキスをするなんて
こんな日本じゃあり得ない。
「わっ私っ!帰国子女なのっ!」
「五歳から知ってるんだけど。
日本語しか喋れないじゃん」
「……………………」
「なら俺ともできるわけ?」
「はぃっ!?」
あまりの驚きに声が裏返ってしまった。
そんな私に康太は
手を引き、顔を近付けてくる。
「逃げないの?
本気でするよ?」
金縛りにあったように動けない。
段々近づいて来る康太の顔に
堪らず私は目をつぶった。
わぁーーーー!!
チュッ…
あれ?
音だけ?
康太は私のおでこに
軽く触れただけだった。
「遥香。無防備すぎる。
次、そんなんだったら
本当にするよ。」
太陽のような笑顔で康太は笑った。
私の顔は多分…
真っ赤だったと思う。