この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
あなたとふたり
第8章 手を伸ばせばそこにいる
………………………………
そしてXmasパーティ当日。
私は玲奈の家にやってきた。
優ちゃんが来るのか来ないのかは
聞かされていない。
私は黒のニットのワンピースを着てきた。
玲奈にお葬式じゃあるまいしと笑われたけど
別に気にしてない。
部屋に入ると広いリビングに
クラスメイトが何人か来ていた。
「お邪魔します。」
辺りを見回すが
優ちゃんは来ていなかった。
だよね…っと諦めていたその時。
後ろで
「お邪魔します」と声がした。
優ちゃん…。
久しぶりに見るわけでもない。
毎日机を並べているその人を見ただけで
胸が締め付けららた。
優ちゃんは私には視線を合わさずに
クラスメイトのところに行ってしまった。
遠い遠い存在になってしまった。
泣きそうになってるのを堪えていると
玲奈が話しかけてくれる。
「泣くのは早い!
パーティの最後に私がちゃんと
2人きりにしてあげるから!」
そうウィンクをして
優ちゃん達のところへ行ってしまった。
康太が一緒にいてくれていた。
「遥香、辛いか?」
「大丈夫だよ。悪いのは私だから」
「…何があったのかまだ言えない?」
「………………」
そしてXmasパーティ当日。
私は玲奈の家にやってきた。
優ちゃんが来るのか来ないのかは
聞かされていない。
私は黒のニットのワンピースを着てきた。
玲奈にお葬式じゃあるまいしと笑われたけど
別に気にしてない。
部屋に入ると広いリビングに
クラスメイトが何人か来ていた。
「お邪魔します。」
辺りを見回すが
優ちゃんは来ていなかった。
だよね…っと諦めていたその時。
後ろで
「お邪魔します」と声がした。
優ちゃん…。
久しぶりに見るわけでもない。
毎日机を並べているその人を見ただけで
胸が締め付けららた。
優ちゃんは私には視線を合わさずに
クラスメイトのところに行ってしまった。
遠い遠い存在になってしまった。
泣きそうになってるのを堪えていると
玲奈が話しかけてくれる。
「泣くのは早い!
パーティの最後に私がちゃんと
2人きりにしてあげるから!」
そうウィンクをして
優ちゃん達のところへ行ってしまった。
康太が一緒にいてくれていた。
「遥香、辛いか?」
「大丈夫だよ。悪いのは私だから」
「…何があったのかまだ言えない?」
「………………」