この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
あなたとふたり
第9章 空白の2ヶ月
「遥香の何みてるわけ?」


「何って…。」


「まぁ。いいよ。
わかるまで考えなよ。

可愛い顔の王子様」


「はぁ??」

康太はニヤニヤしながら出て行った。



どいつもこいつも意味不明。



そして極めつけに…。


「優ちゃん。帰ろうよ」

「優梨。

お前何で来んだよ。帰れ。
康太と帰れ。」

「…わかってるよ。」


「なら5秒で消えろ。」


「優ちゃん。


そんなにあんな子が好きなの?」



マジでどいつもこいつもだよ。
どいつもこいつも
遥香。
遥香。
遥香。


ちょっとは忘れさせろよ。




俺は優梨をおいて教室を出た。
後ろがパタパタと優梨がついてくる。

「おい。康太に見られたらどうすんだよ。
離れろ。」


「…優ちゃん。
よく笑うようになったね。」


俺は足を止めた。


「中学の時から優ちゃんの事好きだったんだよ。
私が追いかけても優ちゃんは冷たくて
相手にもしてくれなかった…。」

「だから、優ちゃんが遊びでも…
私とエッチしてくれたのは嬉しかったよ。」

「初めてをあげたことは後悔してない。」



「ーーっおい。ここ学校だぞ。
帰るから…外で待っとけ」

「…っ。うん!」


優梨は太陽みたいな笑顔を向けた。
/376ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ