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金の月銀の月
第6章 break with my past
「璃子?ちょっといい?」
美枝子は明日、この家を出ると璃子に伝えた。
璃子は驚いていたが、理由も聞かずに頷いた。
住む場所が決まるまでホテルに住む事を伝えた。
必要な物をまとめておくように言った。
美枝子は大切なものを段ボールに詰めた。
荷物は少なかった。
思い入れもない家だった。
それでも、幸せな時間があったなぁ…と思い返していた。
夫からも
一真からも離れたかった。
「.愛ってなんだろ…」
美枝子は愛が欲しかっただけで…
この世に愛ってないなんだと実感した。
今朝まで抱き合い愛し合っていたのが嘘のような…
美枝子は明日、この家を出ると璃子に伝えた。
璃子は驚いていたが、理由も聞かずに頷いた。
住む場所が決まるまでホテルに住む事を伝えた。
必要な物をまとめておくように言った。
美枝子は大切なものを段ボールに詰めた。
荷物は少なかった。
思い入れもない家だった。
それでも、幸せな時間があったなぁ…と思い返していた。
夫からも
一真からも離れたかった。
「.愛ってなんだろ…」
美枝子は愛が欲しかっただけで…
この世に愛ってないなんだと実感した。
今朝まで抱き合い愛し合っていたのが嘘のような…