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金の月銀の月
第6章 break with my past
美枝子は待ち合わせ場所に向かった。
緊張しながら歩いていた。
昨夜は暗がりで出会い、こんな昼間に出会い、自分の姿を見てがっかりさせてしまわないかとネガティヴ思考になってしまっていたのだ。
待ち合わせ場所に約束5分前に着き、辺りを見回したが
山田の姿はなかった。
スマホを見ると彼ももう到着していると連絡が入った。
美枝子は見渡したが、山田らしき人は見えなかった。
山田からも美枝子が分からないと連絡が入り…
駅での待ち合わせで改札口もちゃんと合っている…
もしかして…
同じ改札口だが出口が二つあったのだった。
美枝子はその場で待つように言われ、美枝子は待っていた。
ダウンジャケットにGパン姿の男性が美枝子の前に現れた。
美枝子は驚いた。
昨夜の印象よりずっと若かったのだ。
「二つあったのには気づかなかった。」
笑いながら彼は美枝子に近付いてきた。
「ああ、昼間のあなたも素敵だ。」
美枝子を眩しそうに見て山田は言った。
「山田さんたらっ。」
美枝子は笑いながら山田にお辞儀をした。
「こんにちは。」
「いい天気だ。気持ちいいね。」
「はい。」
「予約しておいた店があるんだ。好き嫌いは無いってきいたから。」
「まぁ、楽しみです。」
「こっちです」
山田は美枝子を店の方に案内した。
緊張しながら歩いていた。
昨夜は暗がりで出会い、こんな昼間に出会い、自分の姿を見てがっかりさせてしまわないかとネガティヴ思考になってしまっていたのだ。
待ち合わせ場所に約束5分前に着き、辺りを見回したが
山田の姿はなかった。
スマホを見ると彼ももう到着していると連絡が入った。
美枝子は見渡したが、山田らしき人は見えなかった。
山田からも美枝子が分からないと連絡が入り…
駅での待ち合わせで改札口もちゃんと合っている…
もしかして…
同じ改札口だが出口が二つあったのだった。
美枝子はその場で待つように言われ、美枝子は待っていた。
ダウンジャケットにGパン姿の男性が美枝子の前に現れた。
美枝子は驚いた。
昨夜の印象よりずっと若かったのだ。
「二つあったのには気づかなかった。」
笑いながら彼は美枝子に近付いてきた。
「ああ、昼間のあなたも素敵だ。」
美枝子を眩しそうに見て山田は言った。
「山田さんたらっ。」
美枝子は笑いながら山田にお辞儀をした。
「こんにちは。」
「いい天気だ。気持ちいいね。」
「はい。」
「予約しておいた店があるんだ。好き嫌いは無いってきいたから。」
「まぁ、楽しみです。」
「こっちです」
山田は美枝子を店の方に案内した。