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金の月銀の月
第6章 break with my past
「お願いですから、もう…私に…私と娘には関わり合わないで下さい。」

「美枝子さん…」
一真の手が美枝子に伸びた。

そして後ろから抱き締めた。

「辞めて。お願いですから。」

一真の懐かしい匂いが胸を締め付けた。

リビングのドアが開き璃子がトイレから戻ってきた。

「あ…一真さん?」
キッチンで母親の背後に立つ一真を見つけると

「お母さんの手伝いを。」
璃子に、キッチンにいる言い訳をした。

「そうなの?ママと仲良しになってくれるなんて…嬉しい。」

璃子は歳上の一真との付き合いを反対されるかと思っていた。
それが、一緒にキッチンに立っている。
母親に付き合いを認めて貰ったような気持ちになったのだった。

一真は美枝子の腰を摩った。

「キャッ!」
美枝子は驚き小さな悲鳴を、あげた。

「お母さん、大丈夫ですか?」

一真は布巾を取り
美枝子がお湯をこぼしたかのような仕草をしながら
美枝子の手を握った。

美枝子は手を引っ込めようとしたが
「火傷したら大変、大丈夫かな」
一真はそう言いながら美枝子の手のひらを握り締めた。






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